星空を見ながら聴きたい曲 厳選5曲

 暖かい日が続くようになり、夜に「外に出てもいいかな?」と思えるような季節になってきました。天体観測に思わず出かけたくなってしまうようなシーズンですね。週末には思わず夜更かしなんて方も多くなってきたのではないでしょうか。恋人や友人と夜のドライブにも、いい季節になってきたと思います。

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 そこで、今日は星空を見ながら、眺めながら聴きたい曲を、いくつか集めてご紹介したいと思います。あまりたくさんあっても選びにくいと思い、厳選5曲とさせていただきました。あくまでも、私の個人的な趣向で選んでおりますので、そのあたりはご了承いただければと思います。

 

星空を見ながら聴きたい厳選5曲をご紹介!

「プラネタリウム」 BUMP OF CHICKEN アルバム『orbital period』収録

プラネタリウム

プラネタリウム

  • BUMP OF CHICKEN
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
 BUMP OF CHICKEN で星空と聞いたら、「天体観測」を思い出す方が多いかと思います。しかし、それでは面白くないので、あえて別の曲を紹介させていただきます。
 
 自分で手作りしたプラネタリウムを題材に歌った曲です。なので、厳密言えば星空からは少々外れるかもしれません。しかし、アコースティックギターを中心にしたミドルビートのアレンジと、想い人を星に例えて表現する歌詞が非常に魅力的なので、あえて挙げさせていただきました。届かないと思っていたら、触れてしまった。でもそれは自分で勝手に作り上げたイメージのプラネタリウムの中にある星。愛しい人への憧れと戸惑いが、星をイメージに巧みに表現されていると思います。葛藤する少年を描くというところが、BUMP OF CHICKEN らしくて魅力的だなと個人的には感じています。
 
 BUMP OF CHICKEN は全体的に宇宙をイメージする曲が多いので、その中から選ぶとなるとかなり迷いました。別の機会にBUMP OF CHICKEN の曲だけで星空や宇宙を
感じる曲の特集の記事も書いてみたいと思っています。
orbital period

orbital period

 

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「桜夜風」 スキマスイッチ アルバム『夏雲ノイズ』収録

桜夜風

桜夜風

  • スキマスイッチ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
 ピアノ1本でも聞かせることのできる曲です。スローテンポのピアノバラードとなっています。スキマスイッチはやはりピアノ曲に魅力を感じることが多いと個人的には思っています。夜空に見える星々を自分の行く先に例えて表現している歌詞も魅力的です。スキマスイッチのピアノナンバーとしては、それほど難易度は高いほうでもないので、ピアノの弾き語りに挑戦するのにも、いい曲かもしれません。
 
 使われている楽器の種類も程よく厳選され、静かに落ち着いて聴けるミドルバラードになっています。ボーカルの大橋卓弥さんの歌声を満喫できる曲でもあるかと思います。
夏雲ノイズ

夏雲ノイズ

 

 

 「心に乙女」 aiko アルバム『秋 そばにいるよ』収録

心に乙女

心に乙女

  • aiko
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
 かなり昔の曲ですし、アルバムにしか収録されていない曲ですので、これをご存知の方はかなりのaikoフリークかと思います。オルゴールの編曲で静かに始まるスローバラードです。途中からストリングスが入ってきて幻想的な世界を見事に表現していると思います。
 
 歌詞の内容も、宇宙という大きなイメージと、その中で生きる自分という、点のイメージを上手に対比した世界観を表していると思います。恋人への想いが溢れる素直な気持ちと、溢れすぎていいのか戸惑う葛藤を織り交ぜながら、少女の悩める夜が更けていく様子を綴った曲です。恋に悩みながら、夜にそっと一人で聴くのにいいかもしれません。
秋 そばにいるよ (通常盤)

秋 そばにいるよ (通常盤)

 
 

「プラネタリウム」 大塚愛 アルバム『LOVE COOK』収録

プラネタリウム

プラネタリウム

  • 大塚 愛
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 BUMP OF CHICKEN の「プラネタリウム」と題名がかぶってしまいましたが、そこは気にせずに紹介したい名曲です。ピアノ伴奏をメインに始まる、ミドルテンポのバラードになっています。Dマイナー調で始まり、サビから並行調のFメジャー調へ移調します。しんみりと浸りながらも盛り上がることのできる曲になっていると思います。最後のさびはF♯となり半音階、調があがります。私ここで、いつも鳥肌立ちます。

 

 季節は夏を舞台にした曲です。遠く離れている恋人を思い出しながら聴くといい曲かなと思います。「一緒に星空を見た、遠く離れている恋人のもとにすぐにでも駆けつけたい」という思いが素直に表現されています。遠く離れた恋人との思い出を振り返りながら、恋人への想いをストレートに表現して曲は進んでいきます。大塚愛さんは、思いを本当にストレートに表現されますが、その直球ぶりがまた魅力なのかなと思います。歌詞の中に花火も出てきますので、これからの季節にも、ぴったりの曲かと思います。

LOVE COOK(通常盤)

LOVE COOK(通常盤)

 

 

  「夜を駆ける」 スピッツ アルバム『三日月ロック』収録

夜を駆ける

夜を駆ける

  • スピッツ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

  15年ほど前に発表されたアルバム『三日月ロック』の1曲目に収録されています。ミドルテンポのアコギのストロークとピアノで始まり、エレキサウンドが少しずつ加わって、疾走感を伴って盛り上がっていきます。

 

 夜に恋人と二人抜け出したという舞台設定の曲です。恋人と二人でドライブに出かけて、夜空を楽しむときにぴったりの曲かと思います。もちろんマサムネさんの曲ですから、歌詞も秀逸です。マサムネさんの歌詞には珍しく情景描写が多いように感じるのですが、「よじれた金網」「固い歩道」「誰もいない市街地」など、人目を盗んで会っているような緊迫感も感じられる曲です。

 

 個人的に一番好きな歌詞の部分は、あまり似ていない恋人同士のつながりを表現した部分です。どんな感じで表現されているかは、是非聴いて確かめてみていただければと思います。

三日月ロック

三日月ロック

  • アーティスト: スピッツ,草野正宗,石田小吉,亀田誠治,クジヒロコ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
  • 発売日: 2002/09/11
  • メディア: CD
  • 購入: 4人 クリック: 34回
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 今日も長々と個人的な好みで書いてきましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからの季節、夜空を楽しみながら紹介した曲を聴いていただけると幸いです。また、よろしくお願いします。